日常のストレスにどう向き合っていますか?モヤモヤして寝付けないときもありますよね。
そんなストレスの対処法として、たった数行の日記を書くことをおすすめしたいと思います。
だけど、日記を書くのが苦手で続かない、という方もいらっしゃいますよね。
でも安心してください。これから紹介する方法で、誰でも気軽に日記を書けるようになります。
そして、日記を活用することで、日々のストレスを軽減し、新しい自分を発見できるかも知れませんよ!
なんで日記がストレス解消になるの?
書くことで気持ちを整えることができるんですよ!
日記でストレス解消
日記に苦手意識がある方の中には、夏休みの宿題を思い出す方もいらっしゃるのではないでしょうか。
宿題でやらされる日記は辛いのですが、自分で書こうと思うと日記は意外と楽しいものです。
なぜストレス解消になるのか
人には中途半端だったことは気になってしまう、という心理があります。これをツァイガルニク効果と言います。
ツァイガルニク効果(ツァイガルニクこうか、Zeigarnik effect)とは達成できた事柄より達成できていない事柄・中断している事柄を意識している状態
ツァイガルニク効果ーWikipedia
ということは、終わったことは忘れてしまうのです。
終わりにするためには、日記に書くのが効果的!
私も仕事で嫌なことがあったとき、日記に書くと気持ちが落ち着くのを実感しています。
仕事の愚痴を誰かに話すのは相手も不快な気持ちになりますし、不要な助言が返ってくると全然スッキリしません。
話を聞いて欲しかっただけなのに……
その点、日記は何も気にせず書けるのが良いところです。
精神科医もおすすめ
動画内でおすすめしていた日記帳はこちらです。
この動画でMay Okita先生は、嫌だったこと、良かったこと嬉しかったことを、縦長の手帳の左右に分けて各方法を勧めています。1週間を1ページに書くと、ストレスのパターンが分かってくるのが良いところですね。嫌だったことは100点中何点くらい嫌だったかを書くと、どのくらいのストレスだったかが見えやすくなる、と話しています。
この動画で樺沢紫苑先生は、嫌なことを書いた数と同じ数だけ、良かったことを書くことを勧めています。1回書いたことは何回も書かない、というのもポイントと話しています。
5年日記がおすすめ
1日分の枠が小さいので、書くことがなくても嫌な気持ちがしない、後で振り返った時に、自分が変わったこと、変わっていないことがよく分かるからです。
5年分が1冊になっている日記をおすすめします。
日記を続けるコツ
1行でいい
たった1行だけ『今日は何もなかった。』でも良いのです。何もない日も大切な一日ですから、気にする必要なありません。
気持ちを書く
1行だけ書く中にその日の気持ちも書いてみてください。『眠い日だった。』とか、何も感じなかった日だったら、『何も感じることがなかった』とそのまま書きます。見返したときに、気持ちの変化に気づくことができますよ。
毎日同じでも良い
日々変化に富んだ生活を送っている人のほうが少ないのではないかと思います。毎日同じことを書いても良いのです。継続することが大切です。
書き忘れても続ける
忘れていたり、忙しかったり、飽きてしまったり……。
いつでも再開すれば良いのです。書いてなくて思い出せないところは空白でOK。
後で「ああ、この時は書けなかったんだな」と思い出すので、空白が意味を持ちます。
字が汚くても良い
日記は誰かに見せるものではありません。自分が読める字が書ければ大丈夫。字が乱れていることが後で過去の自分を思い出すのに役立つこともありますよ。
スマホより紙の日記がおすすめ
紙の日記をすすめる理由
紙の日記帳か、スマホの日記アプリで迷っているなら、私は紙の日記をおすすめします。
紙の日記帳の方があとで見返しやすく、書いた字からその時の気持ちがリアルに思い出せます。
スマホは便利なのですが長文になりがちです。その点、紙の日記は短く簡潔にまとめられ、継続するための負担を減らすことにもなります。
プライバシー重視ならスマホがおすすめ
日記は誰にも見られたくないものです。スマホのロックをかけておけば、誰かに見られる心配は少なくなります。
気持ちを書くことから、プライバシーを重視するならスマホの日記のほうが良いでしょう。
相手の名前は書かない
紙でもスマホでも、誰かに日記を見られた場合にそなえるなら、日記には相手を特定できる名前などの情報や、詳しい内容を書かないことが大切です。
例えば、『悔しかった』と書くだけでも自分には何が悔しかったのか分かりますが、他の人にはわかりません。自分だけが誰のことを書いたのか分かれば良いのです。
まとめ
ストレスをためこまず、気持ちをリセットするには日記が役に立つことを紹介しました。
必要なものは、ペンとノート、またはスマホだけ。日記帳を買わなくても始められます。
気持ちを書き出すときは、嫌だったことと良かったことの両方を書くことを精神科の医師もすすめています。
まずは1行日記からスタートして、書かない日があっても気にせず何度でも再開すればOK!
気持ちは抱えず日記に書いて、そのモヤモヤを解消しましょう。