「ぼくだって とくべつ」は、きょうだい児の気持ちを描いた絵本です。
「きょうだい児」とは、どんな子どものことでしょうか?
兄弟姉妹(きょうだい)がいる子、それだけではありません。
『障がいをもつきょうだい』がいる子ども、それが『きょうだい児』です。
きょうだい児も頑張ってる!
家族の中に、発達障がいや知的障がいをもつ子がいたとします。
親はどうしても障がいをもつ子のお世話をする機会が増えます。
きょうだいの子どもたちも、障がいをもつ子のお世話をすることもあります。
でも、生まれた時からずっと一緒で、きょうだいにとってはそれが特別なことではありません。
だけど、障がいがあってもなくても、頑張って生きていることに変わりありません。
「ぼくだってとくべつ」を読んでほしい
そこで、絵本の「ぼくだって とくべつ」を紹介します。
絵本なので、お子さまと一緒に読み聞かせをしても良いですし、大人が読んでも心が温まるとても優しいお話です。
ぼくだってとくべつ は、ヒトデさんがご自身がきょうだい児であることからの思いを込めて書かれた絵本です。
紙質、印刷方法、大きさにもこだわり、挿絵はももろさん。まだ字が読めない小さな子が見ても、絵の優しさが伝わると思います。
当事者の方、親御さん、きょうだい児の方、どの立場の方が読んでも傷つけない内容なので、安心して読んで頂きたいと思います。
ささやかながら、当サイトもクラウドファンディングで出版にむけた支援をさせていただきました。
ぼくだってとくべつ が「一人の夢がみんなの夢になった」部門にノミネート!
CAMPFIREクラウドファンディングアワード2024に、ぼくだってとくべつ がノミネートされたとのことです!
夢を応援させて頂いた一人として、とても嬉しいです!
きょうだい児も障がい児も親御さんも、みんな大切な存在

きょうだいも、障がいのある子も、その親御さんも、みんな頑張っています。
誰かが特別じゃなくて、みんなが特別で大切な存在です。
親も意識してきょうだいの接し方に差をつけているわけでもなく一生懸命なんです。親だって障がいのある子の子育ては初めてで分からないことだらけです。
障がいのある子、そのきょうだいの子、その親、みんながケアを必要としている。
それを知ることが大切。
あなたも、きょうだいも、みんな世界に一人だけの大切な存在です。
謝辞
私が、精神科の病院で入院や通院をしている方には、きょうだい児である方が結構な割合でいらっしゃることに気づいたのは最近のことでした。
今回、クラウドファンディングをさせていただくことで、きょうだい児についての学びを得るきっかけとなりました。
この機会に巡り会えたことに心より感謝いたします。
もっと世の中に、きょうだい児についての認知が広まることを願っております。